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ブルガダ研究所

ICD植込み後の自動車の運転について
ICDと自動車
自動車はエンジン部分から電磁波が出ているためエンジンがかかった状態でボンネットを開け内部を覗き込むような事は避けるように言われています。

しかし、自動車を運転する上ではエンジンから運転手までの距離は十分離れているのでまったく問題なく運転することができます。
また障害者手帳を持っていれば自動車税の免除もあるし千葉市ではガソリン券の配布や指定駐車場の料金免除もしているのでせっかくですから利用させていただきます。

ただし、ICDを植込んでから半年の間は自動車の運転は許可されません。
ICD植込み手術後、半年の間不整脈によるICDの動作がなければ運転の許可が出ます。
また半年毎に医師の診断書を提出する必要があります。

提出の流れ
1.診断書フォーマットの入手
まず、最寄の警察署か免許センターへ行って診断書のフォーマットをもらってきます。
自分は警察署へ行きましたが受付の方がICDについてさっぱり解っていなかったため説明に苦労しました。
免許センターのほうが話が早そうです。(診断書のフォーマットも免許センターからのFAXだったし)

ICDを植込んでから不整脈によって意識を失ったことがあるかないかでフォーマットが違うようです。
ちなみに意識を失っていない場合のフォーマットはコチラです。
次回からはこれをコピーして使っていいそうです。(用紙は千葉限定かもしれないので注意!)

また不整脈によって意識を失った事がある場合のフォーマットというのがあるらしいです。
その場合医師がOKを出してくれる可能性がかなり低くなると思います。
自分の場合はもし動作・誤動作がおきていたらダメだとはっきり医師に言われました。

2.診断書の記入
診断書のフォーマットをかかりつけの病院に持っていって記入してもらいます。
とても簡単なものなのでその場で書いてもらえました。
しかし診断書代¥2,940はしっかりとられています。
次の診察は半年毎の診断書の提出も考えて3ヶ月おきになりました。

3.診断書の提出
診断書を千葉運転免許センターに提出しに行きました。
適性相談室(12番の部屋)に案内されましたが混んでいてどうしたものやら…。
係の人に聞いてみたら診断書を受け取って
 「はい、受け取りました。ご苦労様です。」
とこれで終わり。
ちなみに診断書は郵送でもよかったみたいです。
半年後の更新時は免許センター側から連絡が来るそうです。

とここまでが大まかな流れです。

ただいくら許可が出たからといってもいつ不整脈が起こるかわからない状況下では運転は控えるべきだと思います。
特にバス、タクシー、トラック、電車、飛行機など運転を生業とする仕事は不可能だと考えてください。
障害者手帳があれば様々な交通機関が割引されるのでそちらを利用するほうが賢明です。
自分はなるべく助手席に乗るようにして”イザ”というときに半永久的に備えています。



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