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ブルガダ研究所

ICDの植込みなど医療費が高額になると気になるのが支払いの問題。
ここでは医療費にかかわる制度について取り上げています。

厚生医療(自立支援医療費給付事業)
厚生医療とは?
身体障害者が障害を除去・軽減するためにかかる医療費を給付してもらえる制度。

心臓機能障害ではICD・ペースメーカーの植込み、弁口・心室心房中隔に対する手術などが対象です。

他にも以下のような医療が対象となっています。
 視覚障害…角膜移植術、水晶体摘出術、網膜剥離手術、虹彩切除術
 聴覚障害…形成術、穿孔閉鎖術、人口内耳埋込術
 音声・言語障害…形成術、薬物・暗示療法による治療
 肢体不自由…理学療法、作業療法、間接受動・形成術、人工関節置換術、切断端形成術
 肝臓障害…人工透析療法、腎移植術
 小腸障害…中心静脈栄養法
 免疫機能障害…抗HIV療法、免疫調節療法等HIV感染に対する医療

負担割合は医療費の1割となっています。
また所得や障害の程度によって上限額が変わってきます。
病院などでケースワーカーの方に大体の負担額を聞いておくと安心です。

申請方法は?
厚生医療を受けるには身体障害者手帳の交付を受けている18歳以上の人が対象となります。
ブルガダ症候群の場合、ICDを植込んでいなくても身体障害者手帳4級の交付を受けることができます。
千葉市では区役所へ申請書と医師の診断書を提出します。

身体障害者手帳自体は家に届くまで1〜2ヶ月ほどかかりましたが手帳がなくても厚生医療の手続きは進めてもらえます。

そのため手順としては以下のような流れになりました。
 身体障害者手帳4級・厚生医療の申請(2006年11月頃)
   ↓
 入院・ICD植込み手術(2006年12月中旬)
   ↓
 身体障害者手帳1級の申請(2006年12月中旬)
   ↓
 退院(2006年12月下旬)
   ↓
 身体障害者手帳4級の交付(2007年1月上旬)
   ↓
 厚生医療の適用(2007年2月上旬)※ここではじめて支払いをしました。
   ↓
 身体障害者手帳1級の交付(2007年3月上旬)

自分の場合この制度を使うことによってICD植込みにかかった医療費が13万円程度になりました。
たぶんベッド代や食費だと思います。
領収書には460万円とか書いてあって心臓止まりそうになりましたが…。

しかも、ここからさらに高額医療費としてまたいくらかが戻ってくるのでした。


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