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ブルガダ研究所

ICDを植込むことで障害年金を受給できます。(必ずではないかもしれません。)
もらえるものはもらっとけとばかりに社会保険庁に申請した時の事を記録しておきます。

障害年金とは?
障害年金とは病気や怪我などにより一定の障害のある者に対して支給される年金です。

障害年金には1〜3級までの等級があり障害の程度により受給額が変わります。
また障害手当金という一時的に支払われるものもあります。
ICD植え込みの場合は3級が適用されることが多いようです。
※身体障害者手帳の等級とは基準がまったく違います。

障害年金3級と障害手当金は厚生年金にしかありません。
障害年金はその障害程度の確認のために定期的に医師の診断書を提出する必要があります。
 (ICD植込みの場合は2年毎になります。)
障害年金は2ヶ月に1回指定の口座に振り込まれます。

ちなみに3級の場合は障害年金を受給しながら年金を払う必要があります。
1、2級の場合は年金免除らしいです。

障害厚生年金の手続き

当然(?)のことながら社会保険事務所の方はICDなどというものを知りません。
簡単に説明できるようになっておくといいですね。
自分は申請時・ICD植込み時は国民年金でしたがブルガダ症候群の発覚時(まだ?の状態でしたが)は厚生年金だったため3級が適用されると言われました。
どちらにしろ書類を取りに行かなくてはならないので最寄りの社会保険事務所に相談に行きましょう。
あと事前に担当医に障害年金を受けたいと言っておくと良いです。

社会保険事務所で必要書類をもらったら書類集めです。
必要書類は各個人によって異なりますが自分の場合は
 年金手帳、配偶者の年金手帳、預金通帳、印鑑、戸籍謄本、住民票、課税証明書
 医師の診断書(現在の状態のもの)、受診状況等証明書(初診日証明)
 病歴・就労状況等申立書、心臓病に関するアンケート
が必要でした。

・戸籍謄本、住民票、課税証明書は市役所
・医師の診断書はICDを植込んだ病院
 (入院時にあらかじめ言っておいたので手続きはとてもスムーズでした。)
・受診状況等証明書はブルガダ症候群を見つけてくれた病院
 (2年以上前だったので書類の作成に時間がかかってしまいました。)
とあちこちに行かなくてはならなくて大変でした。

病歴・就労状況等申立書は自分で書くわけですが病気になったときのことや現在の状況などを自分の言葉で記入してくださいと言われました。
社会保険事務所の方にはなるべく「ツライんです。」とか「キツイんです。」とか書いたほうがいいといわれましたが再手術後とても安定していたので「左肩が動かしにくい。」とかその程度しか書きませんでした。
あと収入に関することやこれから仕事はどうするかなど記入しました。
あくまで正直に…。

心臓病に関するアンケートはとても簡単な書類で病歴・就労状況等申立書に記述することと内容が重複していたので同じようなことを書いておきました。

社会保険庁事務所に書類を提出したら「結果は4ヵ月後くらいになります。」といわれましたが、実際には2ヶ月後には通知は届いて無事障害年金3級を受給することができました。

他の手続きと比べると障害年金が一番大変です。
2年後に続く…。


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