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ブルガダ研究所馬喰横山の悲劇2007/12/3
待ちに待っていたTM NETWORKの武道館ライブ当日の出来事です。 武道館まであと3駅のところで除細動の電気ショックが起きました。 一瞬、1回だけならライブのあと事後報告にしようと思いましたが立て続けに6回起こりました。 立つことすらできない状態で周りの人が駅員さんを呼んでくれてその後、救急隊がやってきました。 ここまで電気ショックが起こってから10分くらいでした。 しかもその間、家と友人に電話とメールのやり取りをするくらいの余裕と駅員さんと救急隊に何度も同じことを聞かれそれに応対する余裕はあったみたいです。 しかし、電気ショックのため体がしびれてほとんど動けない状態。 そのまま救急隊に御茶ノ水駅近くの駿河台日大病院に搬送されました。 病院に着いたころにはだいぶ落ち着いていましたが念のためその日は入院して翌日かかりつけの千葉県循環器病センターに行くこととなりました。 2007/12/4
駿河台日大病院を一旦退院し、千葉県循環器病センターへあらためて入院です。 原因もまだ不明なのでとりあえずCCU(冠疾患集中治療室)に入ることに…。 ちなみに一般病棟とは違いテレビは見放題(ブラウン管ですが)。 緊急入院だったのでとりあえず空いている部屋に入れられたという感じです。 2007/12/5 一般病棟に空き部屋(個室)ができたため移動しました。 2007/12/6 そして、ようやく一番安い4人部屋に移動しました。 2007/12/11
今回の原因はブルガダ症候群とは異なる脈の乱れがあったとのこと。 そして1発目の除細動(電気ショック)以降は脈をダブルカウントしてしまう誤動作であることが判明。 ブルガダ症候群以外の不整脈があるかを調べるためEPS検査をすることになりました。 以前EPSをおこなったときはブルガダ症候群に対してしか調べませんでしたが、今回は多くの不整脈に対して検査することになりました。 今回の検査は両足の付け根と右胸の3箇所からカテーテルを入れてなにやらゴソゴソと検査をしていました。 安定剤のききが悪かったのか意識がかなりはっきりした状態で進みました。 何度も何度も除細動が起こり、つらかった上に原因は不明のまま終わりました。 まぁ、ベッドの上じゃ出ない不整脈ってのがあるってことですね。 というわけでICDの設定でブルガダ症候群の心室細動以外の不整脈で動作しにくいように設定変更することになりました。 2007/12/17
新しいICDの設定で正しく動いてくれるかを確認するため除細動テストをすることになりました。 この検査のため予定していた退院日を過ぎてしまいましたが一番危険なブルガダ症候群の発作のときにICDが動かないんじゃ意味ないので…。 除細動テストは足の付け根からカテーテルを入れて心室細動を誘発するというもので以前にもおこなっている簡単なもので問題なく1時間ほどで終わりました。 2007/12/19
ようやく退院です。 翌日は病院のクリスマス会で担当の看護師さんが歌を唄うことになっていて「絶対きてくださいね」と言われましたがさすがに今回はパスで。 ちなみにICD植込み手術のページの挿絵はこの方に描いてもらったものを無断使用しています。 次回の入院はICDの電池交換のときであってほしいと思います。
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